ストレッチは筋肉をのばすだけじゃない!?
2021年10月26日
こんにちは!
板橋区 第二わしざわ整形外科 理学療法士の山中です。
8月に引き続き、今回もストレッチについて。
ストレッチには様々な目的・効果があります。
上手に行うといろいろな症状の改善に役立ちます。
以下、代表的な目的・効果についてご紹介します。
①関節可動域の改善
ストレッチを行うことで関節の動く範囲を拡げ、スポーツを行う上でのパフォーマンス向 上や、日常生活の動きを楽に行えるようになります。
②筋肉の緊張を軽減させる
筋肉を伸ばしてやわらかくすること。
過度に硬くなりすぎて痛みが出てしまっている場合や、スポーツ後に行うことで疲労からの回復を早める効果もあります。
③血液循環の改善
ストレッチを行うことで血液の循環を良くします。
体液の流れが滞っているときに筋肉を動かすことで、筋肉がポンプの役割を果たし、新鮮な血液を身体に巡らせるとともに、老廃物の排出も行ってくれます。
④疼痛の緩和
関節可動域の低下、筋肉の過度な緊張が原因となる疼痛は、ストレッチを行うことで緩和する可能性があります。
⑤障害予防
運動の前後で適切なストレッチを行うことで、体温を上げて関節可動域を拡げたり、緊張状態が続いている筋肉をゆっくりと弛緩させることで、怪我による障害が起こることを予防できます。
以上、大きく分けると5つの目的・効果があると言われています。
次回はストレッチの種類についてお話します。
当院では、理学療法士による予約制の治療を行っております。
治療の中では患者様一人一人に合わせた施術や、自宅で行える運動・ストレッチなどの提案もしています。
お気軽にご相談ください。