テニスやってないのにテニス肘 テーピング
2018年12月13日
こんにちは。板橋区第二わしざわ整形外科PTの山中です。
今回は肘の痛みに対するテーピングを紹介します。
皆さんはテニス肘 ゴルフ肘というものを聞いたことがありますか?
正式名称を上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)といいます。
名の通り上腕骨(二の腕の骨)の外(内)側上顆という突出部分に痛みが出やすい疾患です。
二の腕の骨のこの突出部分には手首、肘、指を動かす筋肉がついています。
これらの筋肉を使いすぎてしまうと筋肉に力が入って収縮するときにこの凸部を引っ張って痛みがでてしまいます。
この痛みを改善していくためには、ストレッチやトレーニングなどのリハビリも必要ですが今回は痛みを軽減するためのテーピングを紹介します。
①痛みのある部位を確認します
②痛い部位より手首に近い部分を圧迫した状態でグーパーを繰り返した時に、普段感じている痛みが出ない場合にこのテーピングは効果的です
③テーピングは2~5㎝程度の幅のものを使います。
④痛みのある部位よりも手首に近い部分に圧迫力をかけながら1周貼ります。
⑤貼った状態で手首を動かしたり、握り動作をして痛みが軽減されていればOKです
注 しびれや感覚の変化がないこと
テーピングによるかぶれや症状の悪化がないことが大事です。
しびれがあったり、症状の悪化、テーピングのかぶれがある場合はすぐにやめてください。
※今回使用しているテープは伸縮性のものですが、効果が薄い場合は非伸縮性のテープをご使用下さい。
板橋区第二わしざわ整形外科ではスポーツ障害のリハビリテーションも行っています。
ご相談があればお気軽にご来院ください。
http://washizawa-seikeigeka.net/