U-15サッカー合宿帯同報告
2018年04月16日
こんにちは。
板橋区 第二わしざわ整形外科 柔道整復師の関です。
先日以前トレーナー活動をしていた中学生のサッカーチームの石川遠征に帯同してまいりました。
この合宿でコーチからウォーミングアップを考えて欲しいとの要望があり、
股関節周りを中心になるべく時間がかからず、
寝ないで行うことのできる運動を伝えました。
なぜ股関節周りかというと、
大きい筋肉でありながらも使えていないことが多く、
それが足首や膝、腰といったところの痛みの原因になるからです。
また寝て行ってしまうと体が冷えてしまったり、
メンタル的に上がってこないことも考えられたため取り入れませんでした。
合宿中は試合中心でしたが大きなケガもなく終えることが出来ました。
しかし、もともと腰や膝が痛い選手もいたため、
彼らをリハビリすることが主な業務となりました。
そこで今回感じたのが股関節の硬さにより腰や膝に痛みが出ている選手が多かったことです。
股関節が硬いと腰で代償することが多くなります。
例えば股関節を後ろに反らす・蹴る(伸展という動きになります)運動をした場合、
動かせない分腰を反らせて上げようとしてしまい、
関節や筋肉に負担をかけやすくなってしまいます。
(腰の代償のない蹴り方)
(腰を反って脚を後ろにもってくる蹴り方)
*三角は骨盤を、上の棒は腰、下は股関節を表しています)
また、この代償というのは自分の感覚と実際の運動が異なることが多いため、
携帯で動画を撮ったり動きを実際に修正したりしてそのズレをなくしていきました。
そのかいもあり自分の痛みの原因を理解することが出来たり、
動作の修正を上手く行うことが出来ました。
今回、リハビリをした選手は自分の身体に対して興味を持ち、
ケガをしない身体を手に入れて欲しいと思います。
また、安静にしていたことで痛みがなくなったからといって、
原因が取り除かれていなければ再発の恐れがあります。
板橋区 第二わしざわ整形外科ではリハビリに力を入れております。
ケガや痛みが出てしまった方は一度来院してみて下さい。
一緒に根本的な治療をしていきましょう。