突き指の固定、それで大丈夫ですか?
2018年03月06日
こんにちは。
板橋区 第二わしざわ整形外科 柔道整復師の関です。
前回は突き指の起きるメカニズムについてお話ししました。
今回はそのテーピングについてお話ししましょう。
まずは腫れが強く、なかなか曲げられない時のテーピングについてです。
指先から根本より短いぐらいのテープの長さ(4センチくらい)を用意します。
指を軽く曲げた状態にし、
指先から根本に向かって少し引っ張り貼り付けます。
これだけでも固定はできますが、端の方からめくれてきてしまうので、
端を止めるテープを付けましょう。
次はもう少し深く曲げることが出来たり、
腫れが引いてきたときのテーピングについてです。
第二関節をまたげるぐらいの長さ(4センチくらい)のテープを用意します。
そしてテープの端を指先の方からつけて根本の方に向けて引っ張って貼ります。
それを逆側からも貼りましょう。
最後は剥がれないようにテープの端を留めて終わりです。
突き指は日常生活でも多く起こり、
割と軽視されがちなケガではありますが、
板橋区 第二わしざわ整形外科でもレントゲンを撮ってみると骨折していることも多くあります。
そのときはテーピングでは固定が不十分であり、
シーネという添え木をしての固定が必要になってきます。
腫れがひどい、内出血がある、痛みがなかなか引かない、
曲げにくいなどの症状があったら一度受診して頂くことをお勧めします。