テニス肘のストレッチ
2018年02月08日
こんにちは、板橋区 第二わしざわ整形外科の石井・須々木です
今回はテニス肘の予防又はテニス肘になってしまい痛みが出ている人へのストレッチをご紹介いたます
痛めている腕を前に真っ直ぐ上げる
親指を下にして、肘をしっかり伸ばす
反対の手でストレッチ側の人差し指と中指を引っ張る
15〜30秒程度、2-3セットを1日に2回程度、持続的にストレッチする
テニス肘ストレッチは上腕骨外側上顆に付着する筋を伸ばすための運動です
上腕外側のストレッチ
上腕内側のストレッチ
上腕骨外側上顆に付着する筋は
・尺側手根伸筋 (手を小指側、手の甲側に動かす筋)
・総指伸筋 (人差指~小指を反らせる筋)
・小指伸筋 (小指を反らせる筋)
・短橈側手根伸筋 (手を親指側、手の甲側に動かす筋)
・長橈側手根伸筋 (手を親指側、手の甲側に動かす筋)
・回外筋 (腕を親指側に回す筋)
などがあります
上腕骨外側上顆炎(一般的なテニス肘)は肘の外側に痛みが出る疾患です。
テニスのバックハンドを反復して行うと症状が出てくる事が多いためこのような名前がついていますが、日常生活での家事や野球やゴルフ、その他スポーツでも発症します
主には手首を手の甲側に曲げる時に使う腕の外側の筋の炎症となっています
ストレッチだけでなくアイシングなどの併用により治癒を促し、早期の回復を助けてくれます
肘の痛みでお困りの方はお気軽にお問い合わせください
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