膝のお皿の痛みとテーピング その1
2017年06月05日
こんにちは、板橋区 第二わしざわ整形外科の坂井です。
今回も膝の痛みのお話です。膝の痛みは、大きく2つの痛みに分けることが出来ます。
①いわゆる膝の関節(脛骨大腿関節/けいこつだいたいかんせつ)の隙間の痛み
②膝のお皿周り(膝蓋大腿関節/しつがいだいたいかんせつ)の痛み
今回はその中でも症状の多い、膝のお皿の内側の痛みについてお話ししたいと思います。これは板橋区 第二わしざわ整形外科でも患者様の多い症状です。
まずは筋肉とお皿の動きとの関係についてみていきましょう。
膝を伸ばす筋肉には、大腿四頭筋(だいたいしとうきん)が太ももの前にあり、それがお皿についています。
さらにその中でも内側と外側に分かれており、それらが上手くバランスを取ることで、お皿が真っ直ぐ動くようにしています。
しかし、痛みがある方は外側が硬く、内側の筋肉が弱いことが多く、そのバランスが崩れてしまいます。それにより、お皿を外側に引っ張りながら上下に動くので、それが痛みとなって現われてしまうというわけです。
次回はこのバランスの崩れた動きを抑えるテープをご紹介します。
板橋区の整形外科 第二わしざわ整形外科