五十肩を緩和するエクササイズ その2
2016年12月18日
今回は、自宅で簡単にできるエクササイズをご紹介したいと思います。「五十肩」を改善するエクササイズです。
スマートフォンの普及などが進んで、最近五十肩など肩の不調を持つ人は以前にも増して多くなっています。ちなみに五十肩といっても、実際に50歳代の方がなるわけではなく、若い人でもなりえる症状です。(五十肩についてはコチラヘ)
五十肩になってしまう人は、「不良姿勢」などの問題を持つ人が多いのですが、「体の使い方」がうまくいっていない方もかなりおります。
例えば、「腕の上げ方」です。
窓ふきや洗濯など、目線よりも腕を高く上げる動作の時、肩甲骨(背中上部にある大きな骨ですね。)から動かすことでムリなく腕が上げられます。肩のみを動かしてムリに腕を上げようとすると、筋肉や関節に不具合が起こりやすくなります。
そこで、肩甲骨まわりの筋肉「前鋸筋(ぜんきょきん)」のエクササイズを行うことで、スムーズに腕を上げられるようになります。ちなみに「前鋸筋」は、肩甲骨と肋骨の間にある筋肉で、脇の下のちょっと後ろ側あたりについている筋肉です。
■エクササイズのやり方
・四つ這いの状態で、両手で床を押すようにして、背骨を天井に向かって持ち上げる。
・上下運動に伴い、肩甲骨が寄ったり・離れたりするのを感じながら行うのがポイント。
・顎を引いて、肩に力が入らないように行う。
・10回×3~5セット。
簡単ですね!写真を参考に是非やってみてください。