意外に知らないストレッチの世界 その2
2016年11月29日
ストレッチには、様々な目的・効果があります。上手に行うと、色々な症状の改善に役立つんですね。
①関節可動域の改善
ストレッチを行うことで、関節の動く範囲を広げてあげることができます。それによってスポーツのパフォーマンス向上や、リハビリなどに効果的です。
②筋肉の緊張を低下させる。
いわゆる筋肉を伸ばして柔らかくするという効果です。過度に固くなりすぎて痛みが出てしまったり、体液の流れを滞らせてしまっている場合や、スポーツ後に行うことで、疲労からの回復を早めるといった場合に行われます。
③血液循環の改善
ストレッチを行うことで、血液の循環をよくします。ストレッチによって筋肉を動かすことで、血液の流れを促します。新鮮な血液を体にめぐらせると共に、細胞の老廃物の排出を促します。
④疼痛の緩和
整形外科でよく使われる「疼痛」=「とうつう」。言葉の意味としては、「ずきずきとうずくような痛み」ということですが、様々な症状で引き起こされる「痛み」を指す言葉です。上に挙げたような効果により、頭痛や腰痛といった痛みの緩和が期待できます。
⑤障害予防
ストレッチを行うことで、怪我による障害が起こることを予防します。スポーツ前に行うストレッチは、おkれが大きな目的の一つとなっています。
以上、大きく分けると5つの目的・効果があるわけです。一口にストレッチといっても、それぞれの目的・効果に合わせて、やり方やアプローチが変わってきます。次回はそのあたりについてお話できればと思います。